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NY、飲食店100件にソーシャルディスタンス違反通告。新型コロナ感染防止で取締り強化

ニューヨーク州のクオモ知事は26日、金曜日から土曜日にかけてニューヨーク市とロングアイランドの飲食店105件に対し、違反を通告したと発表した。

先週クオモ氏は、20代で感染者の割合が増加していることを明らかにした。「今は飲んで騒ぐ権利を求めて戦っている場合ではない。」と述べ、「ウイルスはあなたを殺すかもしれない。そうでなくとも家に持ち込み、他の人にうつし、そして彼らを殺す。」と警告している。さらに州警察と酒類管理局(SLA)が合同で、飲食店の前で密集する人々の取締りを強化すると発表していた。

州が定めた規定では、ソーシャル・ディスタンスの遵守や、マスクの着用義務に違反した飲食店には、最大1万ドル(約106万円)の罰金が科される。悪質な場合は、酒類の提供を許可するリカーライセンスを一時停止するとしている。先週SLAは、クイーンズなど10件の飲食店に対するリカーライセンスの停止を発表した。

クオモ氏はまた、テイクアウトのアルコール飲料は、持ち帰る必要があると強調。購入後に歩道で飲むことは、100フィート以内でテイクアウトした食品を消費しないという「オープンコンテナー法」に違反すると述べた。

ニューヨーク市では気温の上昇に伴い、バーの前に大勢の客が集い、テイクアウトのアルコールをその場で楽しむ光景が見られるようになった。ソーシャル・ディスタンス違反だとしてデブラシオ市長が、何度も警告を行っている。
クオモ氏は改めて、地方警察に対し取締りを強化するよう求めた。

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