地下鉄を運営するMTAによると、地下鉄サーフィンに関する通報は2021年から2022年にかけて、前年に比べ366%増加した。今年は6月後半の時点で、66件にのぼっているという。
2月には、15歳の少年がウィリアムズバーグ・ブリッジを走行中の電車から落下し、死亡。3月には、ブロンクスを走る5番電車から14歳の少年が落下し、命を落とすなど、死亡事故が後を経たない。
▼ブルックリンで目撃された地下鉄サーフィンのようす
これらの若者は、SNSで注目を集めるため、屋根で飛び跳ねたり、ダンスをしたりする姿を撮影し、TikTokなどに投稿している。
エリック・アダムス市長は、SNSが危険行為を煽る役割を果たしているとして、プラットフォーム企業に対し、地下鉄サーフィンの動画の投稿を禁止するよう求めている。
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