大晦日まで残り10日。マンハッタンのタイムズスクエアに21日、高さ約2メートルの「2021」の巨大文字が到着した。
文字は526個のLEDライトから成る。文字は23日まで一般公開され、その後はワンタイムズスクエアのビルの屋上に設置される。
初めて無観客で開催
タイムズスクエアカウントダウンは、毎年100万人の観客が訪れると言われる人気イベント。
ボールドロップが最初に行われたのは1907年。今年は新型コロナウイルスの影響で、110年以上の歴史の中で初めて無観客での開催となる。
今年は、歌手グロリアー・ゲイナー(Gloria Gaynor)がヒット曲「I Will Survive」を歌うほか、スペシャルゲストとして、新型コロナウイルスの最前線で戦った医療従事者やエッセンシャルワーカーが招待される。
イベントの様子は、オンラインや、各放送局(ABC,CNN,FOX,NBC,Univision)で視聴できる。
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なおニューヨーク市では今年、新型コロナの影響で、セントパトリックスデーパレードからプライドマーチ、ハロウィンパレードなど大半のパレードやイベントが中止された。
感謝祭の伝統行事メイシーズサンクスギビングデーパレードや、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式は、無観客で行われた。