マンハッタンで16日、毎年恒例の伝統行事「セントパトリックスデーパレード」が開催された。
アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日に行われるイベントで、ニューヨークのパレードは今年で263回目とされる。起源は1762年、故郷を想うアイルランド移民とイギリス軍の一部としてニューヨークに駐留していたアイルランド兵らが始めたといわれている。
数あるニューヨークのパレードの中でも最大規模で、ルートとなる5番街の沿道には例年200万人の観客が集まる。
アイリッシュ系の団体や警察、消防局員、高校生のマーチングバンドなど多数の団体が、大きな声援を受けながら行進した。
第263回セントパトリックスデーパレード 写真
グリーンの衣装で声援を送る人々。18世紀にシャムロックがアイルランドのシンボルになった時に、聖パトリックの日に緑が取り入れられたのだという。
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トランプタワーの正面に陣取ったトランプサポーターたち。この日のためにグリーンのオリジナルアイテムを用意。