春先のニューヨークを緑一色に染める一大イベント、セント パトリックス デーパレードが今年も開催。日本でも行われていますが、ニューヨークのパレードは世界最大規模。そもそも「セント パトリックス デー」とはアイルランドの祝祭日。それがニューヨークでこれほど盛大に行われるのはなぜでしょうか。パレードの成り立ちから楽しみ方をご紹介します。
セント パトリックス デーとは
アイルランドにキリスト教を布教した聖人、聖パトリックの命日3月17日。ニューヨークでパレードが始まったのは本国より古い1762年で、アイルランドの兵隊達がこの日を記念して行進したのがはじまりなのだそうです。ボストンやシカゴとならんでアイリッシュ系移民の多いニューヨークでは、規模が徐々に膨らみ、世界最大規模となりました。
パレードはどこで?
パレードは11時に5thアベニューの44thストリートからスタート。5thアベニューを北上し、聖パトリック教会を通過して、79thストリートまで行進します。10万人もの大人数が参加し、行進は夕刻5時くらいまで続きます。沿道はどこも観覧者でいっぱいですが、人ごみを避けるならパレードの終着地点付近がおすすめです。
パレードの後は?
この日ためにミュージックライブなどのイベントやアイルランドの郷土料理をはじめとした特別メニューを用意するアイリッシュ系レストランも多数あります。コーンビーフ&キャベッジといったアイリッシュ料理にグリーンビールをお試ししてみてはいかがでしょうか?