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反ワクチン看護師 コロナで死亡か

ソーシャルメディアでワクチンを接種しないよう呼びかけていたルイジアナ州の看護師オリヴィア・ギドリーさんが、新型コロナウイルスに感染した後、死亡した。

ギドリーさんはラファイエットにあるオクスナー・ラファイエット・ジェネラル病院のER部門に勤めていた。姉ブリタニー・スミスさんがFBに投稿した内容によると、ギドリーさんは今月初めに新型コロナウイルスに感染。高熱が出て、痙攣を起こした。木曜日に人工的な昏睡状態に置かれたという。

友人や同僚たちは、ソーシャルメディアにギドリーさんとの別れを惜しむ言葉を投稿している。

Advocateによると、同病院のアル・パティン最高経営責任者は声明で「ギドリーさんを失い、われわれは大変な悲しみに包まれている」と述べる一方、死因の特定には、検視が必要だと発表している。

ギドリーさんは昨年ツイッターで「このワクチンは、DNAの組み換え技術を使っており、世界でどのワクチンよりも早くリリースされた。DNAを最小の分子レベルで操作する」と主張。「接種しないように。安全ではない」と投稿していた。

昨年7月には「彼らがどれほど私たちを管理しようとしているかを考えるのは私だけかしら?」「正真正銘の社会実験」と、パンデミックに伴う規制に反対を示していた。

ギドリーさんが、ワクチンを受けたかどうか明らかになっていない。

なお米疾病対策センターはウェブサイトで、DNA変異説をありがちな誤解と指摘している。ワクチンの物質が、DNAのある細胞核に入ることはなく、DNAに作用または変更することはないと説明している。

ルイジアナ州のワクチンの完了率は36%で、全国平均48%を大きく下回っている。先週の発表によると、感染性が強く、危険とされるデルタ株の感染者の割合が59%に上昇した。州保健当局は、ワクチン未接種者の感染が急増しているとして、早急にワクチンを接種するよう呼びかけている。

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