反ワクチン派を攻撃したシュワちゃん、スポンサーから反撃を食らう?
元カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーは今月上旬に行われたCNNのインタビューで、マスクの着用に反対する人を「愚か者だ」と批判。「君たちには、周りの人々を保護する責任がある」と述べた。
さらに「ワクチン接種やソーシャル・ディスタンス、手洗いなどが、唯一ウイルスを防ぐ手立てだ」と指摘。「自由が妨げられた」などと抵抗する人々に対し、「お前らの自由など、知るもんか」と言い放った。
この発言を受け、スポーツ用サプリメントを販売する企業REDCON1は、シュワルツェネッガーに関連するイベントのスポンサー契約を破棄すると発表した。
スポンサーの降板は、マスク着用の義務化に反対しているからではないようだ。
同社の広報担当者はThe Hillに対し、公共の安全性や主催者側の責任については、認識しているとした上で、「”自由などはどうでもいい”という発言は、アーノルドが持つ世界的な影響力を考慮すると、そのイデオロギーは危険であり、反米的で反コミュニティ的だ」だと説明している。
なお創設者のアーロン・シンガーマン(Aaron Singerman)氏はインタグラムで、「愛国的かつ自由を支持するブランド」として、彼の意見は支持できないと表明していた。