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ファン絶叫!リアル「死霊館」の家が売りに

世界を震撼させた2013年の心霊ホラー映画「死霊館」(原題: The Conjuring)のモデルになった家が売りに出され、ファンを絶叫の渦に巻き込んでいる。

物件は、ロードアイランド州バリルビルの1677 Round Top Roadにある3ベッドルームの一軒家。面積は約288平方メートルで、価格は120万ドル(約1.3億円)に設定されている。

作品は、1970年代にこの家に暮らしたペロン一家の体験を描いたもので、調査を行った超常現象研究家のウォーレン夫妻の記録をベースに制作された。

2019年に43万9,000ドルで購入した現在のオーナー、ハウゼン夫妻も怪奇現象を体験しているという。

夫のコリーさんによると、引っ越した最初の4カ月、霊に敬意を示すために1部屋を空室にしたところ、ある時、黒い影が部屋の戸口から黒い影が夫妻を見つめているのに気がついたという。

この他、足音やノック、電気のない部屋で明かりが点滅するなどの現象に遭遇した。

夫妻の娘、マディソンさんも、TikTokの投稿で「1人で夕食を食べていたら、何かが近寄ってきた」とフォロワーに報告するなど、奇怪な体験をしている。マディソンさんはこの時の体験について「視界の左端にベールとスカートが見えて、すぐに空中に消えた。3秒ほどの出来事だったけど、自分の見たものが信じられず、どうしていいかわからなかった」と話している。

不動産業者によると、この家が建てられたのは1836年。約3万4400平方メートルの敷地にある。広告には、部屋の様子とともに、椅子の上や時計のケースに置かれた不気味な人形や、カラスが飛び回るイメージを加えるなど、不気味な演出が施されている。さらに、1800年代に住んでいたバスシーバ・シャーマンの幽霊に憑りつかれた家という噂がある、と説明書きが添えられている。

映画の中でバスシーバは、悪魔への誓いを立てて、土地に来るものを呪うと宣言して自殺をはかったとされ、家に取り付く悪霊として描かれる。

現在、不動産業者は、心霊映画顔負けのPR動画を公開し、買い手を募集している。

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