サブウェイセラピーが期間限定で復活

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トランプ大統領の当選直後より、ユニオンスクエア駅構内の壁に出現したポストイットの数々”Subway Therapy(サブウェイセラピー)”が、期間限定で復活することとなりました。

サブウェイセラピーとは

ブルックリン在住のアーティスト、Matthew Chavezさんの考案によるアートプロジェクトで、 ポストイットに気持ちを表現することで人々が抱えるストレスや不安を和らげる一方、フォーラムの機能を果たし、平和的なコミュニティの形成に資する目的で行われています。

昨年の大統領選の結果を受け、将来の不安や動揺が広がる中、ユニオンスクエア駅でスタート。アメリカの連帯や愛、平和への希望などを改めて確認できる場として、大きな社会現象となりました。

©ニューヨークおみやげガイド

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期間限定開催

新政権がスタートし、大規模なデモなどが盛んに行われる中、今回はロウアーイーストサイドにあるコンテポラリアートギャラリー「Lisa Cooley」で31日まで開催されることとなりました。昨年の駅で書かれたものを見ることができる一方、新しいメッセージも追加できるようになっています。

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「あなたの愛するものは?」「今、不安に思うことは?」「自分より若い人にアドバイスするなら何を助言する?」など、一部の壁には問いかけが記されていて 、テーマに応じた書き込みをするようになっています。

subway therapy
©NYおみやげガイド

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subway therapy
©NYおみやげガイド

人々の思いが込められた膨大な数に上るこれら作品は、今年の10月に一冊の本として出版される予定となっています。

サブウェイセラピー 詳細

時間: 1月26日 -1月31日 11am – 7pm (月曜日は2pmまで)
107 Norfolk St, New York, NY 10002

Osamu F. MahupReporter.com
福崎 治 / Mahup Reporter 運営・編集責任者。ご意見、ご要望はメールにてinfo@mashupreporter.com