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Qアノンインフルエンサー 小児性犯罪者だった

動画投稿サイトを通じて、民主党員は児童性愛者など、Qアノン陰謀論を広めていた男性。1999年に、8歳の児童に性行為を強要したとして有罪判決を受けていた。

民主党は小児性愛者の集まりなどといった説を広めていたQアノン信奉者の男が、実は小児性犯罪で刑に服した過去があることがわかった。インサイダーが伝えた。

犯罪歴が発覚したのは、動画シェアサイトのBitChuteでNet4TruthUSAというチャンネルを運営する、デビッド・トレントことデビッド・トデスキーニ氏(70)。BitChuteは、Youtubeの利用を制限されたユーザーが代替手段として利用することが多い。

投稿動画の中には、民主党員は小児性愛者だなどと主張するものが複数あり、先月投稿した動画では、タイトル欄に、バイデン大統領は「cho-mo」(小児性愛者を指す刑務所の隠語)と記したものもあった。

トデスキーニ氏のフォロワーは2万1000人にのぼり、再生回数10万回を超える動画もある。以前YouTubeに複数のチャンネルを開設したが、すべて削除されたという。

民主党が小児性愛者だという主張はQアノン陰謀論の有名な説の一つ。信奉者の間では、ディープステートを動かす民主党幹部や企業経営者、ハリウッドセレブが国際的な児童売春などの犯罪に関与しているなどといった主張がまことしやかに囁かれている。

トデスキーニ氏は性犯罪者として登録されており、ニューヨーク州の記録によると、8歳の男の子に性行為を強制したとして1999年に有罪となり、28ヶ月から7年の禁固刑を宣告された。

2006年に出所したといい、最近の動画で現在ノースカロライナ州在住であると明かしている。

なおニューヨーク州では「再犯の危険が高く公衆安全を脅かす恐れがある」人物とされる危険度レベル3に分類されている。

トデスキーニ氏は今月、Viceのインタビューに、「フラズルドリップ」を信じているとも明かしている。フラズルドリップは、2016年大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏やその側近らが、自ら拷問した少女の血を飲む映像があると主張する陰謀論で、Qアノン同様に根拠は示されていない。

トデスキーニ氏は自ら、1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件の際に首都ワシントンにいたとしているが、議事堂内に侵入したかは明らかではない。

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