選挙期間中から何度もトランプ大統領を取り上げ、その度に本人からTwitterで直接攻撃を受けるなど、際どいテーマのスキット(コント)が、何かと話題の深夜コメディ番組のサタデーナイトライブ(SNL)。先週の放送回では、アレック・ボールドウィン粉するトランプ大統領も復活。
死神姿のバノン首席戦略官と共に、オーストラリア、メキシコ、ドイツやジンバブエなど各国首相に突撃電話をするといった、現政権の対応に関するパロディーが放送された。
中でも、翌日の各メディアで話題となったのが、『ゴーストバスーズ』でもおなじみのコメディアン兼女優のメリッサ・マッカーシーによるスパイサー米大統領報道官のスキット。
半日で2箱半ものガムを食べるといったエピソードや、ホワイトハウスの記者会見におけるNBC記者との「Travel Ban(入国禁止)」という言葉に関するやりとり。Twitterアカウントのパスワードではないかと噂されたツイート、大統領就任式の聴衆が過去最多だったといった発言や、NYタイムズの記者GLENN THRUSH氏への対応などを絶妙に盛り込んだパロディーをコミカルに演じた。
また、本日、教育長官への就任が承認された、ケイト・マッキノンン演じるベッツィ・デボス氏も登場するなど、話題の人物が多数登場する放送回となった。
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スパイサー報道官本人は、翌日のFOXニュースのインタビューに対して「キュートでファニーだったね。アメリカ文化の一部だから」と大人の対応。