アラバマ州のミスコンで優勝したゾーイ・ベセル(Zoe Bethel)さん(27)が、ビルから転落し、死亡した件で、フロリダ州マイアミデイドの検視局は22日、死因は「鈍器損傷」によるものと発表。「悲劇的な事故で、事件の可能性はない」と結論付けた。Foxニュースが報じた。
ベセルさんは、11日未明、マイアミにある建物の3階から転落した。警察は当初、「自殺をしようとした」と通報を受けたと発表していた。ベセルさんは、病院で手当てを受けたが、外傷による脳損傷で意識不明の重体に陥り、約1週間後に亡くなった。
遺族は18日、ベセルさんは、脳と脳幹に重傷を負い、亡くなったと発表していた。
ベセルさんは、昨年「ミス・アラバマ・フォー・アメリカ・ストロング」のコンテストで優勝。遺族によると、敬虔なキリスト教徒だったという。
保守系のストリーミングメディア「RSBN」のコメンテーターを務めており、チャーリー・カーク氏らが設立した非営利団体「ターニングポイントUSA」や、福音主義のリバティ大学フォルカークセンターのアンバサダーとしても活躍していた。
ベッセルさんは保険に加入しておらず、遺族はGofundmeのキャンペーンで、治療費や葬儀代などの支援を求めている。