ヘンリー英王子(37)とメーガン妃(40)が、オバマ元米大統領の再選の立役者となったPRスタッフを新たに雇ったことがわかった。政界進出をにらみ、オバマ氏の戦略を手本にするつもりではないかとも囁かれている。
英紙ミラーによると、夫妻が新たに自分たちのスタッフとして迎えたのは、ミランダ・バーボット(Miranda Barbot)さん。2012年に再選を果たしたオバマ陣営に奨学制度の一環で加わったときは、19歳の大学生だった。バーボットさんは勤務していたPR会社、ベルリンローゼンを退職して、このほどヘンリー王子夫妻の企業「アーチウェル」に移ったという。バーボットさんのツイッタープロフィールには、「ニューヨーカーで1年中アイスコーヒーを飲む」と自己紹介がある。
タブロイド紙The Sunday Peopleは、先週までオランダで行われていたヘンリー王子が設立した負傷軍人のための国際スポーツ大会「インビクタスゲーム」に、バーボットさんが夫妻のスタッフの一人として訪れていたと伝えている。
数日前には、オバマ氏の護衛を務めていたスタッフが、現在、ヘンリー王子夫妻の護衛を務めているとも報じられたばかり。ヘンリー王子は5年前にトロントで開催されたインビクタスゲームで、オバマ氏と一緒に観戦する様子が目撃されている。
情報筋は、バーボットさんを雇ったのはヘンリー王子夫妻が政界進出をにらんでオバマ氏を手本にしているとしており、「(ヘンリー王子夫妻には)クリントン夫妻や、ケネディ夫妻の影も見え隠れしている。メーガン妃が政界進出したとしても、驚くには及ばない」と話した。
バーボットさんは戦略家として優秀で豊富な経験があることから、メーガン妃の政界入りにおいてキープレイヤーとなるだろうと、情報筋は話している。
夫妻は、政界入りの考えを明示したわけではないが、公務から退いて以来、イギリスとアメリカでたびたび政治絡みの言動を繰り返しており、その度に政界進出の噂が浮上している。
昨年、メーガン妃は育児有給休暇の法制化を求めて、米国でのロビー活動を開始。民主党のトップ議員に宛てた公開書簡を発表したほか、共和党の上院議員に直接電話をかけ、法案を支持するよう求めるなど、積極的な働きかけを行なった。一連の活動に対して、政治の基盤作りではないかとの憶測が広がった。
噂は政界進出にとどまらない。国連の活動にも興味を示しているとされ、先日、ニューヨークの国連本部ビル周辺で家探しをしているとも報じられた。
なにかと話題がつきないメーガン妃。今後とも目が離せない!