メキシコのリゾート地サンルカスのカボ行きのサウスウエスト航空で、乗客の1人がヌード画像をエアドロップで送り付け、機長から機内アナウンスで叱られる出来事があった。
投稿された動画には、機長が「いいですか、もし地上にいる間これが続くならば、出発ゲートに引き返すつもりだ。”全員”が降機しなければならない。警備員を巻き込むこととなり、あなたたちの休暇は台無しになるだろう」と警告する様子が撮影されている。続けて「いいかい、エアドロップかなんかで裸の写真を送るのをやめるんだ。そして、カボに行こう」と呼びかけた。
この動画は300万回以上再生されており、「まるでお父さんみたい」「たくさんの子どもたちを乗せたスクールドライバーのよう」「機長は最高の権限を持っている。気にくわない場合は、自分に選択権がある」など、無礼な乗客を叱責した機長を賞賛するコメントが投稿されている。
サウスウエスト航空は、ニューヨークポスト紙の取材に対し、「お客様や従業員の安全や安全性は最優先事項」だと述べ「潜在的な問題に気づいた場合、従業員が対応し、顧客の快適さをサポートする」と語っている。
アップル製品では、エアドロップと呼ばれる方法で、近くのiPhoneやiPad間で簡単にデータが共有できる。わいせつ画像を一方的に送りつける迷惑行為は、「サイバーフラッシング」と呼ばれ、飛行機や地下鉄などの公共交通機関で問題となっている。
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サウスウエスト航空では6月にも、乗客の男が、下半身の写真を周囲の人々に送り付ける事件があった。