ヘンリー王子がメーガン妃のために取った「ある行動」に称賛が集まっている。
チャールズ皇太子が正式に国王に即位した10日午後、「ファブ・フォー」こと、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ヘンリー王子、メーガン妃が揃ってウィンザー城の外に姿を現し、弔問に訪れた国民に挨拶した。
4人は約45分間、花に添えられたメッセージに目を通したり、ヘンリー王子夫妻が滞在しているフロッグモア・コテージ方面に向かいながら、集まった人々と会話を交わし、握手をしたりするなどした。
4人は群衆に手を振り、挨拶を終えた後、黒色の車両に乗り込んだ。その際、キャサリン皇太子妃は自らドアを開け、助手席に乗り込んだが、ヘンリー王子はメーガン妃の側に回って、車のドアを開けた。
ヘンリー王子の行動に、ネットでは「真の紳士」「ダイアナも誇らしく思っているだろう」「ヘンリーがいつもメーガンのことを考えている証拠だ」などと称賛のコメントが相次いだ。
ウィリアム皇太子に関しては、ドアを開けなかったことに加え、キャサリン皇太子妃との距離が離れすぎているのではとの指摘も投稿されている。なおヘンリー王子はメーガン妃と手をつないで、ウィンザー城から出てきた。
ファブ・フォーが集合したのは、2020年3月9日に開催されたコモンウェルスデーの礼拝以来だという。
デイリーメールは4人揃っての挨拶を提案したのは、ウィリアム皇太子だったと伝えている。ウィリアム皇太子が、ヘンリー王子に対し、テキストメッセージを送ったことで実現した。
2020年に英王室を離脱し、米国に移住したヘンリー王子夫妻は昨年、オプラ・ウィンフリーのインタビュー番組に出演し、王室で人種差別的な扱いを受けたことなどを明かした。この放送後、兄弟の亀裂が深まったとも伝えられていた。
王室専門家のオミッド・スコビー氏は、情報筋の話として、ヘンリー王子夫妻を招待するという決定は直前に決まったと説明し、「間違いなく、兄弟間の歴史において重要な瞬間」と語っている。