8日、エリザベス女王の滞在先に急行したヘンリー王子だったが、訃報を知ったのは、王室メンバーからではなく、ネットのニュースだったという。PageSixが伝えた。
英王室はこの日、女王の健康が懸念されるため、滞在先のバルモラル城で医師の管理下に置かれたことを明らかにした。その約半日後、「安らかに息を引き取った」と訃報を発表した。
同サイトが、複数の王室関係者の話として伝えたところによると、ヘンリー王子は午前中、チャールズ国王から電話で、スコットランドに来るよう求められていた。しかしその後、王室メンバーや側近は、ヘンリー王子に女王が亡くなったことを伝えず、結果としてオンラインのニュースで知ることになったという。
ヘンリー王子が女王の元に到着したのは、王室が死亡が発表した約1時間半後だった。
メーガン妃は同行取りやめ
この日、ヘンリー王子のバルモラル城訪問に関して、情報が錯綜した。王子の広報担当者は、メーガン妃が同行すると発表したものの、その後「計画に変更」があったとして、メーガン妃が訪問を中止したことを明らかにした。
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計画変更の理由について言及しなかったが、一部ではチャールズ国王が、ヘンリー王子にメーガン妃がバルモラル城を訪れるのは「ふさわしくない」と難色を示したためと伝えられている。
またこの日、バルモラル城で開かれた夕食会にヘンリー王子が出席しなかったのは、メーガン妃の同行を拒否されたことを不服としたためとの報道が流れたが、PageSixは、夕食会そのものもなかったと伝えた。情報筋は同サイトに、ヘンリー王子が到着した時には、チャールズ国王とウィリアム皇太子はすでに邸宅を去っていたと語っている。