ニューヨークで北米最大規模の寿司イベントが開催

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18日、マンハッタンで北米最大規模の寿司イベント「True World Foods Expo 2022」が開催された。

イベントは、寿司文化・日本の食文化を推進する目的で、寿司商材卸売業者トゥルー・ワールド・フーズが主催。今回は3年ぶり、3回目の開催となる。

今年は国内外約50社の食品関連業社が参加し、シーフードを中心とした自慢の品々を、来場客にふるまった。前回に続き、イベントの目玉「マグロの解体実演」では、特設ステージで約180kgを超える本マグロがでさばかれた。一流店のシェフがその場で握り、来場者に提供。イベント終盤まで、ステージの前に長蛇の列が続いた。

主催者側の話では、来場者数は前回の1,500人を大幅に上回る2,500人となるなど、寿司や日本食の人気の高さが伺えた。イベントを聞きつけて、海外から訪れた参加者もいたという。各企業のブースでは、マグロ、ハマチ、鯛、サーモン、ウニ、ホタテといった鮮魚に加え、和牛、抹茶、ユズ、ワサビ、海苔といった和食ならではの食材が提供され、これを一口味わおうとする客で賑わった。今回新たに静岡産の高級マスクメロン「静岡クラウンメロン」も、デビューを果たした。