タイムズスクエアで1日、メリーランド州から訪れていた観光客(30)が強盗被害にあった。
WABCなどによると、事件が起きたのは午前4時半ごろ、ブロードウェイと40ストリートにあるドラッグストアCSVの前。男性がサンドイッチを購入し、店から出てきたところ、2人の男と1人の女が薬物や売春を勧めてきたという。
男性が断ると、男は手にしていたガラス瓶で頭部を殴り、刃物で顔を切りつけた。3人組は140ドルを奪い逃走した。男性は、右の頬を16針縫う怪我を負った。
ニューヨーク市では観光業が回復しつつあるなか、観光客が強盗や無差別暴行の被害にあう事件が相次いでいる。
先月17日にはアッパーウエストサイドを歩いていたデンマーク人の観光客が、携帯電話を渡すよう要求され、銃で背中を撃たれる事件があった。
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ベルギーから訪れていた女性観光客は、チェルシー地区の駅で、4、5人の集団から突然襲いかかられ、ナイフで顔を切られた。
1日には、ミズーリ州セントルイス出身の21歳の女性が、地下鉄のプラットフォームで性的暴行を受けた。