回顧録「スペア」で、兄から突き飛ばされたエピソードを告白したとされるヘンリー王子だが、米国では、これを再現したコントが放送され話題となっている。
英紙ガーディアンは先日、ヘンリー王子は著書の中で、ウィリアム皇太子がメーガン妃を「頑固で無礼、不快」などと批判したほか、兄に突き飛ばされ、けがをしたと明かしていると伝えた。
ヘンリー王子は、胸ぐらをつかまれ、ネックレスを引きちぎられたといい、犬の餌のボウルの上に倒れ、破片で背中を負傷した。
コントを放送したのは人気コメディアンのジミー・キンメルの番組。「2人の王子:真実の物語」と題されたもので、SNSにも「殴り合いを再現」とキャプションをつけ、動画を投稿している。
登場するのは、ミュージシャンのプリンスに扮したコメディアン2人で、ヘンリー王子の声に似たナレーションを背景に、とっくみあいの喧嘩を始める。
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コメント欄には「素晴らしい出来栄え」「爆笑した」と賞賛するコメントのほか、「暴行をギャグにした」といった非難の声も投稿されている。
キンメルはまた、ヘンリー王子が告白したと言われる「ペニスの凍傷」をネタにした。
ヘンリー王子は2011年、アフガニスタンの負傷兵とともに、北極を遠征した際、耳や顔などに加えペニスを負傷。完治しないまま、兄の結婚式に出席していたと明かしているという。