ニューヨークを代表するストリートフードといえば、ホットドックと並んでピザを思い浮かべる人も多いだろう。このたび、9日の全米ピザの日に合わせて発表さたとあるランキングで、ニューヨークがピザ好きにとって優れた都市No1に輝いた。
LawnStarterは、「アクセス」(店舗数)、ネットのレイティングに基づく「品質」、専門サイトのランキングに選ばれた名店数などにより算出した「賞賛ランク」、「人気度」(グーグル検索数)、「手軽さ」(価格)の5部門で全米200都市を比較。このうちニューヨークは3部門でトップとなり、総合スコア79.89を獲得し1位となった。
2位のサンフランシスコの総合スコアが38.29ポイントであることを考えると、ニューヨークがピザ好きにとっていかにたまらない都市であるかわかる。
ちなみにニューヨークがトップだったのは「アクセス」「賞賛ランク」「人気度」の3部門。昨今の記録的なインフレで、ニューヨーク名物の1ドルピザが消滅の危機に瀕していると報じられたが、「手軽さ」では48位だった。
互いに激しくライバル視しているシカゴは、3位で37.15ポイントだった。2019年の全米ピザの日では、ニューヨーク市警察とシカゴ警察が、それぞれのスタイルを巡ってSNSで激論を交わした。薄いクラストにトマトソースとモッツァレッラチーズをトッピングするのがスタンダードなニューヨークのピザに対して、シカゴビザは、ディープディッシュタイプのクラストを使い、チーズやトマトソースをたっぷりと使用する。
ランキングの参考にされた50toppizza.itの2022年のランキングでは、世界と米国ともにロウアーイーストサイドにあるピザ店「Una Pizza Napoletana」がNo1に選ばれた。創業者のアンソニー・マンジェリさんは、米国おけるナポリタンスタイルピザのパイオニアだという。ニューヨークでおいしいピザ店をお探しの際は、当サイトの「ニューヨーク おすすめピザレストラン8選」もぜひ参考にしてほしい。