メトロポリタン美術館が、「Michelangelo: Divine Draftsman and Designer(ミケランジェロ:神聖なる画家にしてデザイナー)」と題するエキシビジョンを11月からスタートすることを発表した。
エキシビジョンでは、ミケランジェロによる150点のデッサン、3つの大理石の彫刻作品、初期の絵画、教会のアーチ型の天井建築の木造模型を展示。さらに、比較と時代考察を目的に、他の芸術家による多くの作品も展示される。
今回のエキシビジョンは、同美術館にとって過去最大規模のミケランジェロ展となる。展示作品群は、主にアメリカとヨーロッパの美術館や個人が所有する54コレクションの中から選ばれ、中には、友人のTommaso de’ Cavalieri のために描いたデッサンシリーズや、ヴァチカン宮殿のフレスコ画の下絵など、貴重な作品が含まれるという。
現在、メトロポリタン美術館にあるミケランジェロ作品は、2つのデッサン(「Studies for the Libyan Sibyl 」「Design for the Tomb of Pope Julius II della Rovere」) とフランス政府から借りている彫刻作品(Young Archer)の合計3点。デッサンは、光によるダメージを避けるため、通常は展示していないが、今回のエキシビジョンでは展示する予定だという。
エキシビジョンは11月13日からスタートする。
開催概要
期間:2017年11月13日 – 2018年2月12日
場所:メトロポリタン美術館 Gallery 899
詳細は公式ページを参照
メトロポリタン美術館関連ニュース
[su_posts template=”templates/list-loop.php” id=”15458,15107,14988,11612,15225″ tax_operator=”0″ order=”desc” orderby=”modified”]