ヘンリー王子は子供の成長を見届けた後、メーガン妃と別れて英国に戻るだろう。10年以上にわたって王子の亡き母ダイアナ妃の執事を務めていた王室専門家がそんな見解を示した。
英テレビGBニュースのインタビューに出演したポール・バレル氏は、「彼(ヘンリー王子)は、自分の妻が何をやっているのか真実に気がつき、彼女の美しさか何かに洗脳され、魅了されていることを理解しているのだろうか?」と疑問を投げかけた上で、「英国民は理解しているが、本人はまだ気がついていないようだ」と主張。
真実に目覚めた暁には間違いなく英国に戻ると続け、国王と兄のウェールズ公も両腕を広げて歓迎するだろうと語った。
@gbnews Princess Diana’s former butler, Paul Burrell, discusses Prince Harry and Meghan Markle's relationship following reports of split fears #PrinceHarry #MeghanMarkle #RoyalFamily #GBNews ♬ original sound – GB News
2020年に王室を離脱し、カリフォルニアで暮らす二人には、現在4歳の息子と2歳の娘がいる。離脱以来、王室家族と再開を果たしたのは数えるほどしかなく、今月行われたチャールズ国王の戴冠式では、メーガン妃は出席を辞退し、ヘンリー王子が単独で参加した。
ただしバレル氏は、すぐに英国に戻ることはないとも指摘。「個人的にハリーを知っているが、彼はいつも父親になりたいと思っていて、子供を欲しがっていた。今、家族と別れるというのは時期尚早だと思う」と述べた上で、「今、この関係を捨てたら、子供を失うことになる。彼女が子供をアメリカに留めて会えなくなるから、彼は子供の成長を見守るために今の立場に居たいんだと思う」と語った。
さらに、ヘンリー王子のこうした考えには、両親の破綻した結婚生活で感じた不幸が影響しているとも主張し、「そのため、ヘンリーはできる限り長くこの計画を続けようとすると思う」と予測した。
報道や世間の大きな批判にさらされている二人は、大きなプレッシャーを抱え、「結婚に亀裂が入るのは避けられないだろう」としつつ、「個人的には、ヘンリーが再び不幸になるのを見たくない。たくさんの涙を見てきたから、幸せな姿を見たい。彼と家族が成長するのを見たいのだが、頭の片隅にはうっすらと疑念もよぎっている」と加えた。