日本航空機の衝突、炎上事故は米メディア各社もトップストーリーとして報じた。
2日午後、羽田空港に着陸した日航機が海上保安庁の航空機と衝突し、機体が炎に包まれた。乗客367人と乗員12人は全員脱出し、そのうち17人が負傷。海上保安庁の乗員6人のうち5人が死亡したと伝えられている。
Foxニュースの朝の報道&トーク番組Fox&Friendsは冒頭、火だるまになった航空機の映像を紹介し、「生存者がいたことは驚くべきことだ」「通常、航空機事故でそのようなことは考えられない。驚くべきことだ。1時間も経っていない。ジャンボジェットの外に導くシューターが見えるでしょうか」と、事故の大きさとともに旅客機の乗員乗客が無事だったことを驚きを持って伝えた。
一方で「これを見るのはとても恐ろしい」と加え、米国内の飛行場でも「非常にたくさんのニアミス」が起きており、「本当に考えさせられる」事故と指摘した。
事故を伝えたニューヨークポスト紙の記事のコメント欄に、ある読者は「全員無事は驚異的だ。ハイヒールを脱いで、荷物を置き去りにする日本人の文化と、そうした要件を強く求めるJALの非常に厳しい安全ビデオのおかげでもあると思う」と投稿。このほか「アメリカで起きたら、結果は同じにならなかったと思う。日本人は秩序正しく、指示に従うし、肥満の人がいない。米国なら我先に降りようと人々が争ったり、400ポンドの人が通路を塞いでしまうだろう」「影の英雄はスチュワードとスチュワーデスだ。彼らはおそらく、ドアを吹き飛ばして乗客がすべり降りる巨大なエアバッグを展開させたのだろう」「乗客乗員全員が生存したのを知って非常に嬉しい。真の奇跡だ」「米国なら、人々は携帯電話を取り出して、SNSでバズるために災害を利用するだろう。避難する代わりにセルフィーとTikTok動画を」といったコメントが寄せられている。