23日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は、LGBTコミュニティに捧げるための記念碑のデザインを公開した。
これは、昨年6月フロリダ州オーランドで発生したナイトクラブ銃撃事件で亡くなった49名や、ヘイトクライム、暴力事件による犠牲者への追悼を目的に設立される。クオモ知事は、同年の10月、同事件の被害者を追悼し、平等の権利への主張を訴え続けるために、記念碑設置のための委員会を任命していた。
記念碑のデザイナーに選ばれたのは、アトランタ出身でブルックリン在住のアーティスト、アンソニー・ゴイコレア(Anthony Goicolea)さん。自らの性のアイデンティティーや、年齢を重ねることへの葛藤をテーマにした作品を作り続けている。
オブジェクトは、9つの加工された岩で構成されている。部分的に埋め込まれたガラスは、ラミネート加工が施されており、美しいレインボーの光が放たれるデザインとなっている。モニュメントは、グリニッジヴィレッジのハドソンリバーパークに設置される。
クオモ州知事は、ストーンウォールから、同性婚に至るまで、ニューヨークは、常に正義ための道標となってきた。この新しいモニュメントの設置によって、次世代の人々にも、これらの価値が受け継がれれていくことを願うと、声明で設置の目的を述べている。
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