人気コメディアンのジミー・キンメルは3日に放送された「Jimmy Kimmel Live!」のオープニングトークで、トランプ氏が激戦州のバイデン氏をリードしていると最新の世論調査に言及。「いったいなぜこんなことが起こりうる?」と頭を抱えた。
ウォール・ストリート・ジャーナルが同日公開した世論調査によると、大統領選でトランプ氏に投票すると回答した有権者の割合は、アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルバニアの各州でバイデン氏を僅差で上回った。
キンメルは「頭痛がする」とぼやき、「トランプ氏の元で働いてきた人の世論調査ではリードしていないのに」と、元側近の”トランプ評”を一挙紹介した。
- ペンス前副大統領「道義上、トランプ氏をエンドースすることはできない」
- トランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン「ドナルドはバカ」
- マーク・エスパー元国防長官「大統領に相応しくないと思っている」
- ジェームズ・マティス元国防長官「国民を団結させようとしない大統領は人生の中ではじめて。われわれを分断させようとしている」
- ジョン・ケリー元大統領首席補佐官「民主主義制度、憲法、法の支配を軽視しているにほかならない」
- ウィリアム・バー元司法長官「トランプ氏は今後、執務室には近づくべきではない」
- ハーバート・レイモンド・マクマスター元大統領補佐官(国家安全保障担当)「リーダーシップが欠如」
- ジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障担当)「外国指導者から、笑い物にされている」
- アンソニー・スカラムーチ元報道官「21世紀の国内テロリスト」
- ステファニー・グリシャム元報道官「彼の2024年大統領選の出馬を恐れている」
- トム・ボサート元大統領補佐官(国家安全保障担当)「完全な不名誉」
締めくくりに登場したのは、現在「口止め料」の支払いが刑事事件に発展したポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏。「マリオカートに出てくるマッシュルームキャラクターのようなペニスの持ち主」と紹介した後、キンメルは「これ以上聞く必要ある?」と会場の観客に尋ね、「これらの”ベストな人々”が、彼は最悪だと言っているのに・・」と嘆いた。