「非常に誇りに思う」トランプ氏”口止め料”裁判がスタート

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ドナルド・トランプ
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15日、マンハッタンの裁判所に到着したトランプ前大統領は、待ち構える報道陣に、訴追を「アメリカへの暴力」と非難しつつ「非常に誇りに思う」語った。

裁判はポルノ女優に支払われた口止め料に端を発するもので、トランプ氏は大統領経験者として初めて刑事事件の被告人として裁かれることになる。

これに先立ち、マンハッタンの住民数百人に陪審員候補として出廷通知が送付されたと報じられている。陪審員を12人と補欠6人を選定する手続きだけで、数週間を要するとみられている。

トランプ氏は報道陣に「これはアメリカに対する暴力だ。こんなことが起きたことはなかった。このようなことは一度もなかった。法律の研究者らは皆、この事件は馬鹿げていると言っている」と主張。「これは政治迫害だ。かつない政治迫害だ」と続け、「だれもこんなものを目にしたことはない。繰り返すが、これは決して起こされるべきではなかった事件だ。 アメリカに対する暴力だ。だからこそ、私はここに来たことを非常に誇りに思う」と語った。

さらに、訴追は「無能な男」による「政敵への攻撃だ」とバイデン大統領を非難し、「ここに来られて光栄だ。ありがとう」と締めくくった。

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Mashup Reporter 編集部
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