王室の公式ギフトを販売する「バッキンガム・パレス・ショップ」は24日、インスタグラムのアカウントにロイヤルブランドのストロベリージャムをPRする動画を投稿した。
動画ではモーツアルト調の音楽に合わせ、スコーンやクランペット、クロワッサン、トーストに添えるなど4つのジャムの楽しみ方が紹介されている。「われわれのストロベリー・プリザーブは最高級のベリーのみを使用しています」とアピールした。
100gあたり45gのフルーツを使用しており、値段は200グラム3.95ポンド(770円)となっている。オンラインサイトでは、マーマレードやハチミツなども取り扱っている。
メーガン妃は先週、自身が立ち上げたライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」のプロモーションとして友人らにジャムを贈っており、一部では「ロイヤルジャム戦争が勃発した」との声も上がっている。
王室のSNSには、メーガン妃のジャムと比較するコメントが多数投稿されている。
「本物のロイヤルストロベリージャムがあるのに、なぜ成り済ましを購入する必要があるの?」「王室がミセス・モンテシートをなにげにトロールしている」「最高のサゲ!」「このAdのタイミングがたまりません」「ラベルがしっかり貼ってある(メーガン妃のラベルが剥がれかけていた)」「王室はいつでもモンテシートを上回っている!」など王室製のジャムを支持する意見が大多数を占めた。一方で、「OMG!王室でありながら、実に子供っぽい、不寛容でレベルが低い」など批判的なコメントも投稿されている。
なお、デイリーメールは18日、メーガン妃のジャムが公開された後、「王室支持者らによって売上が爆上がり」したことで、国王ブランド「ハイグローブ」(Highgrove)のオーガニック・イチゴジャムが完売したと報じている。
チャールズ国王は、1990年代より私有地コーンウォール公領で採取された食料品を「ダッチー・オーガニック」シリーズとして販売しており、2010年からジャムをラインナップに加えている。