トランプ家の末っ子、バロン君(18)がニューヨーク大学(NYU)に入学したことがわかった。トランプ氏が英紙デイリーメールのインタビューで明らかにした。
専攻は、政治ではなく経済だという。ビジネススクールとして全米トップ10に入る「スターン・スクール・オブ・ビジネス」に通う。同紙によると、合格率は約5%で、卒業生には連邦準備制度理事会議長を務めたアラン・グリーンスパン氏や、ホーム・デポの創業者ケネス・ランゴーン氏などがいる。
トランプ氏によると、バロン君は多くの大学から合格通知を受けたという。「彼は非常に賢い子だ」「優れた能力を持っている」と称賛した。
PageSixには、5番街のトランプタワーを出たバロン君が車に乗り込み、警備員に囲まれながらNYUの建物に入る姿が掲載された。白のポロシャツにバックパックを肩にかけた長身のバロン君は、若き日のトランプ氏によく似ている。
トランプ氏の退任後、一家はフロリダ州のパームビーチにある邸宅マール・ア・ラーゴに引っ越した。今年5月、地元の名門私立校オックスブリッジ・アカデミーを卒業したバロン君の進学先に大きな注目が集まっていた。
母親のメラニア夫人は、一人息子の学校探しに余念がなく、ニューヨークの大学への進学を希望していると伝えられていた。
トランプ氏はペンシルベニア大学のビジネススクール「ウォートンスクール」の卒業生で、同校も「選択肢の一つ」だったという。NYUについて「質の高い場所だ。彼は気に入っていた」「長い間知っており、好きだった。非常に評判も良い」と満足した様子で語っている。
共和党全国大会に姿を見せなかったバロン君だが、Z世代のインフルエンサーに詳しく、若者に訴求するための活動に携わっているという。トランプ氏は「われわれは大成功を収めている」と成果を強調している。
トランプ氏と、ライブストリーマー、アディン・ロス氏(23)とのライブ配信は、ピーク時で58万人以上が視聴。ゲーム・ライブストリーミング・プラットフォーム「Kick」で、今年3番目の同時視聴者数を記録した。