4月27日全世界で一斉公開されたマーベル・スタジオ最新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(Avengers: Infinity War)が、世界興行収入が6.3億ドル(約700億円)となり、ユニバーサルの「ワイルド・スピード ICE BREAK」(The Fate of the Furious)が持つ5.41億ドルの記録を破り、史上最高のオープニング成績を記録した。
米国内興収は、2.5億ドルを記録し、2015年公開「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(Star Wars: The Force Awakens)の2.48億ドルの記録を破り、歴代1位のオープニングとなった。
現在、北米の歴代オープニング興行収入に関して、トップ10のうち9作品をディズニー配給作品が占めている。
CNNによると、世界第2位の市場となる中国での公開が、5月11日からとなっており、今後も数字が伸びることが予測される。
作品に関して、「マーベルブランドの異なる要素を巧く込み合わせ、壮大で魅惑的な娯楽大作”ポップコーンムービー”に仕立て上げた。」とcomScoreの上級メディアアナリストポール・ダーガラベディアン(Paul Dergarabedian)氏は語る。
同社によると、今週末は北米の興収は昨年に比べ3%減少していたが、インフィニティ・ウォーの公開により、興収は3%増加した。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
インフィニティ・ウォーは、ロバート・ダウニー・Jrの「アイロンマン」や、スカーレット・ヨハンソンの「ブラック・ウィドウ」、クリス・ヘムズワースの「マイティ・ソー」、クリス・エヴァンスの」キャプテンアメリカ」、大ヒットが記憶に新しいチャドウィック・ボーズマンの「ブラックパンサー」など20以上のヒーロー達が集結し、アベンジャーズの生き残りをかけた最終決戦を行う。
批評家と一般人の口コミサイト、ロッテントマト(Rotten Tomatoes)では、批評家は84%、一般人は93%のスコアをつけており、高評価となっている。(4月29日現在)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー公式サイト(日本語)