モデルや実業家として活躍するインフルエンサー、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)がSNSに投稿するポストは、100万ドル(約1.1億円)の広告価値があり、現在のソーシャルメディア界で最も影響力があるセレブと発表された。
広告効果は、ドゥマリエ・アナリティックス(D’Marie Analytics)社が測定したもので、インフルエンサーのフォロワー数、ライクやコメントの数、ポストを見た人、リンクのクリック数などを元に算出した。
フォロワー数は1.5億人以上
Peopleによると、20歳のカイリーはフェイスブック、ツイッター、インスタフラムを合計すると1.5億人以上(154,775,091)のフォロワーを持つ。過去30日にカイリーがソーシャルメディアに投稿した数は156で、エンゲージメントは186,152,410と2億近いという。
スナップチャット社は、2016年カイリーは最もフォロワーの多いセレブと発表している。また、MTVによると、4月1日以降、毎日2.5万人のフォロワーを増やしているという。
今年2月、自身の出産を報告した投稿は、世界で最もいいね!を獲得した
スナップチャットが行ったアップデートに関して、カイリーが投稿したつぶやきは、スナップ株を急落させ、一時的に約1,430億円を損失した。
ドゥマリエ社によると、カイリーのフォロワー数は、セリーナ・ゴメスのインスタグラムや、ケイティー・ペリーのツイッターのアカウントに劣るが、カイリーの戦略的なソーシャルメディアの使い方は、それらの価値を上回るという。
同社CEOのフランク・スパダフォーラ(Frank Spadafora)氏は、カイリーの投稿は、たまに人々をうんざりさせることもあるが、実際には、この若い女性のアントレプレナーの手腕は、多くの専門家たちでも達成しえなかった成功を収めていると声明で述べた。
カーダシアン家が上位を独占
現在カイリーの次に影響力を持つセレブは、クロエ・カーダシアン(Khloé Kardashian)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の順となっており、カーダシアン家が上位を占めている。
クロエは、先日第1子を出産したが、父親のトリスタン・トンプソン(Tristan Thompson)による浮気疑惑のスキャンダルがきっかけとなり、彼女の投稿にも注目が集まっている。
2017年ニューヨークファッションウィーク中のカイリー・ジェンナー。