24日、第49回NYCプライドマーチが開催され、5万人近くのLGBTQ+コミュニティーの人々がウエストヴィレッジから5番街のミッドタウンまで行進を行った。当日は約200万人が見学に訪れ、多様性のシンボルであるレインボーフラッグを降って、大きな声援を送った。
映画「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」の伝説のテニスプレイヤー、ビリー・ジーン・キング(Billie Jean King)や、民主党予備選挙に立候補したシンシア・ニクソンやレディーガガも参加。当日のハイライトを写真と動画で紹介。
Defiantly Different
今年のテーマは「Defiantly Different」(反抗的に異なる)で、トランプ政権へのLGBTQ+コミュニティーへの対応に対し、逆境に直面しても恐れず、コミュニティーの絆を強くするメッセージが込められている。
シンシア・ニクソンやレディー・ガガの姿も
今年のグランド・マーシャルを務めたのは、エマ・ストーンが演じたテニスのプレイヤー、ビリー・ジーン・キング(Billie Jean King)。カラフルなレインボーカラーの傘でパレードを行った。
ニューヨークのアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)州知事や、ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長、民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務。
自身もゲイを公表しているニューヨーク州知事選の民主党予備選挙に立候補したシンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)も参列し、沿道からは大きな歓声が上がった。
レディー・ガガも突然現れ、多くの人を驚かせた。
NYCプライドマーチ2018ハイライト動画
ワールドプライド2019
来年は、プライドマーチが行われるきっかけとなった、「ストーンウォールの反乱」(Stonewall Uprising)から50周年を迎える。次回は「ワールドプライド2019」(WORLD PRIDE2019)を予定しており、さらに規模が大きくなることが予想される。近隣住民からの苦情を考慮し、今年はルートを変更してマーチが行われた。
ランドマークもレインボーに
エンパイアステートビルディングもレインボーカラーに輝いた。