ジュリア・ロバーツがブロードウェイ版「プリティウーマン」観劇

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2日、現在プレビュー中の「プリティ・ウーマン:ザ・ミュージカル」を、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)(50)が観劇に訪れ、話題となった。

28年前に全米公開された映画「プリティ・ウーマン」(1990)は、リッチなビジネスマン役のリチャード・ギアと、高級コールガール役のジュリア・ロバーツが恋に落ちるシンデレラストーリーで、多くの女性を魅了した。

ジュリア・ロバーツは、映画の監督を務めたゲイリー・マーシャル(Garry Marshall)の妻、バーバラ・マーシャルさん一家とネダーランダー劇場で観劇。マーシャル監督は、舞台版の脚本を、オリジナルを手がけたJ・F・ロートン(J.F. Lawton)と共同で執筆したが、公演がスタートする前の2016年7月に亡くなっている。

上演前、ジュリア・ロバーツは、ブラックのジャケットスタイルでレッドカーペットに登場。ジャケットの中には、マーシャル監督の代表作、テレビ番組「ラバーン&シャーリー」(Laverne & Shirley)のグラフィックが描かれたTシャツを着用し、長年共に仕事を行ってきた監督の功績を讃えた。

マーシャル監督はテレビ番組「ハッピーデイズ」(Happy Days)や、映画「ニューイヤーズ・イブ」など多くの作品を手がけている。
ジュリア・ロバーツは、「プリティ・ウーマン」のほか、「プリティ・ブライド」、「バレンタインデー」のほか、監督の遺作となった「マザーズ・デイ」などの作品に出演している。

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観客やキャストも驚く

Daily Newsによると、観客は、ジュリア・ロバーツが観劇に訪れていることは知らなかった。インターミッションの後、彼女が劇場に再入場する際、気づいた観客らが、客席でスタンディングオベーションをしたため、第2幕は少し遅れてスタートしたという。

主演のビビアン役を演じるサマンサ・バークス(Samantha Barks)もジュリア・ロバーツが客席にいたことを、カーテンコールの段階で初めて知り、「失神しそうなほど驚いた。」という。インスタグラムでは、ゲイリー・マーシャルに敬意を表すると共に、この日のことを決して忘れないと語っている。

ジュリア・ロバーツも自身のインスタグラムで、「才能に溢れる女性に出会えて、とっても嬉しいわ。」と写真を投稿した。

バックステージでは、ブロードウェイ版で主演を務めるアンディ・カール(Andy Karl)に「リチャード・ギアは今晩来ることができず、残念だったわ。」と述べたという。リチャード・ギアは、現在BBCシリーズの「マザーファーザーサン」(MotherFatherSon)の製作で、ロンドンに滞在している。

Hollywood Reporterによると、息子のスコットさんは、「父の夢はブロードウェイでの上演だった。ニューヨークで育った父は、幼い頃に、母と妹と一緒にブロードウェイを観に行き、当時お金はなく、後方の席だったが、ライブの劇場に一目惚れしたんだ。父は、決して夢をあきらめなかった。」と舞台化が実現したことへの喜びを語っている。

ミューカルは、8月16日にオープニングナイトを迎える。
公式サイト

「プリティ・ウーマン:ザ・ミュージカル」プレビュースタート

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。