ニューヨーク市警察(NYPD)は、最大200万人の観客が訪れる年末のタイムズスクエア・カウントダウンイベントで、初めてカメラ付きドローンを監視ツールとして投入。飛行機やヘリコプターと共に上空からの警備を強化することを発表した。
NYPDのジェームズ・オニール(James O’Neill)本部長は、ドローンに関して「様々なテロ対策戦略を必要とする恒例のイベントに備え、米国最大の警察組織によって開発された最新のイノベーションだ。」と述べた。また「現在、イブの日にテロの脅威を示すような証拠はない。」としている。
昨年10月、59人が死亡したラスベガスでの銃乱射事件で、容疑者がホテル上層から銃を発砲したことをふまえ、周辺のホテルと協力し、ホテルからの警備も強化される。
多数の警察官を投入する予定で、私服警察官を含め、3メートル以内に1人以上警察官を配備する。さらに大型銃を装備した警察官をあえて配備することで、安全性の確保を図る。
当日の道路封鎖状況に関して
37丁目から59丁目、6番街から8番街の区間は全てバリケードで囲われ、イベント見学者以外は侵入することができない。(このエリアのホテル滞在者は証明書を携帯すること)
当日は、午前4時よりこのエリアにおける車の侵入が禁止されるため、マンハッタン内の移動は地下鉄を使用すること。
午前11時頃より、警察官による観覧場所の整備が始まる。1つのセクションが定員数に達すると、そのエリアは封鎖される。
午後3時以降に、会場に入る場合は、セントラルパークのある北側から入場しよう。
具体的な道路の封鎖状況はコチラ。
当日の天気は、雨が予測されているが、傘やバックパックなどの持ち込みは禁止される。また、チェックポイントでは持ち物検査が実施される。
怪しい人物や持ち主不明の荷物などを見つけたら、すぐに緊急通報(911)で連絡すること。
ニューヨーク市警察のテロホットライン:888-NYC-SAFE (7233)。