トランプ大統領の健康診断を行なったホワイトハウスの専属医ショーン・コンリー氏(Sean Conley)は8日、大統領の健康状態について「大変健康である」と発表した。
コンリー氏は、最終報告をまとめている最中としながら、「米国大統領が大変健康であることを報告できることを喜ばしく思う。就任期間中は大統領の健康が継続すると考えられる」と見解を示した。
この日、コンリー氏と11人の専門医は、ウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed Army Medical Center)で、約4時間ほどかけて大統領の健康診断を行なった。
最終報告で、さらに詳細が発表されるか、現在のところ明らかではない。
今回の健康診断は、トランプ氏にとって就任後2回目となる。
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昨年は、トランプ大統領が退役軍人省長官に指名した当時の主治医、ロニー・ジャクソン氏が担当した。
ジャクソン氏は記者会見で、大統領の健康状態を全体的に優れているとしながらも、体重に懸念を示し、より健康的な食事と運動を薦めたことを明かした。トランプ大統領は、タバコも酒もやらないが、ファストフード好きで知られる。
一方、大統領は「信じられないほどよい遺伝子を持っている、神がそのように創造した」と述べるなどし、失笑が漏れる場面もあった。
なお、ジャクソン医師はその後、不適切な薬の処方や業務中の飲酒が疑惑が浮上し、退役軍人省長官の座を辞退した。