ディズニー配給『キャプテン・マーベル』(Captain Marvel)が8日全米で公開され、オープニング週末の興行収入は1億5300億ドル(約170億円)を記録。初登場1位を獲得した。
これまで製作されたマーベル・シネマティック・ユニバース21作品の中では、第7位となる。
2017年公開のワーナー配給『ワンダー・ウーマン』(Wonder Woman)はガル・ガドット(Gal Gadot)が主役を演じ、オープニング週末の興収は1億ドル(111億円)を突破し、大ヒットを記録したが、その数字を約5000万ドル上回った。
世界興収は500億円を突破
国外の興行収入は、3億200万ドル(335億円)を記録し、史上5番目となった。
Varietyによると、全世界興行収入は4億5500万ドル(約505億円)となり、史上6番目となる。
海外の占める割合は66%で、特に中国で8930万ドル(約100億円)、韓国で2410万ドル(約27億円)と高い数字を収めている。
『キャプテン・マーベル』は、MCUの中で、ブリー・ラーソン(Brie Larson)が初めて女性の主人公を演じた。アンナ・ボーデン(Anna Boden)とライアン・フレック(Ryan Fleck)が共同監督を務めた。
90年代のカリフォルニア州を舞台に、エージェントのニック・フューリーをサミュエル・L・ジャクソンが演じ、ジュード・ ロウやベン・メンデルソーンなどが出演する。
昨年11月に95歳で亡くなったスーパーヒーローの共同クリエイター、スタン・リー(Stan Lee)が本人役でカメオ出演している。
また米国で4月26日公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(Avengers: Endgame)にも、ブリー・ラーソンが登場することを暗示するシーンも含まれる。
ロッテントマトの批評家による評価は、80%以上のFreshを獲得した。(NYタイムズは、『アベンジャーズ』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が90%以上であることを比較すると、それほど高くないとしている)
一方、観客の評判は58%となっている。