米大手小売りのターゲットは、アメリカ発のファッションブランドVineyard Vines(バインヤード・バインズ)とのコラボコレクション(vineyard vines for Target)を18日より販売スタートした。しかし、発売直後から売り切れアイテムが続出し、商品を手にできなかった多くの顧客をがっかりさせたようだ。
コラボ商品は夏向けのラインナップで、レディーズ、メンズ、子供用の衣類からペット用品、インテリア、キッチンアグッズなど300アイテム以上が発売された。価格帯は2ドルから120ドルで、35ドル前後の商品が多い。
オンラインの販売は18日深夜からスタートした。販売開始から約20分後にターゲットはツイッターアカウントで告知を行なったが、この時点で多くの商品が売り切れていたようだ。
販売開始から19分後に投稿したけど、すべてがほとんど売り切れ。
なぜ午前3時に販売スタートしたんだ?いつものとおり、顧客フレンドリーじゃない。特に就寝中の東海岸の人々にはね。
店舗でも激しい争奪戦が繰り広げられた。
商品は誰の手に?
USA TODAYによると、土曜の夕方8時の時点で7,400アイテムがeBayで販売されていた。多くは2倍以上の値段がつけられ、さらに日曜日午後には10,500アイテムに膨らんでいるという。
苦情を受け、ターゲットは「多くのアイテムがすぐに売り切れ、がっかりさせてしまったことを理解しております。商品が返品される可能性がありますので、店頭とオンラインの更新状況を確認し続けることをお勧めします。これがお役にたてますように」と顧客に呼びかけた。
ターゲットの限定企画は例年人気で、過去にリリー・ピュリッツァーやハンター、マリメッコ、ビクトリア・ベッカム、ミッソーニといった有名ブランドとのコラボアイテムを期間限定でリリースしている。