ジェフ・ベゾスの元妻、マッケンジーさん370億ドルの半分を慈善事業に寄付

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今年アマゾンのジェフ・ベゾス(MacKenzie Bezos)CEOと離婚した元妻のマッケンジー・ベゾス(MacKenzie Bezos)さん(49)は、離婚により保有することになった370億ドル(約4兆円)の約半分を慈善団体に寄付すると発表した。

マッケンジーさんは29日、慈善団体「ギビング・プレッジ」(The Giving Pledge)の取り組みに署名した19人のうちの1人となった。

同団体は、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏とメリンダ・ゲイツ氏、ウォーレン・バフェット氏、バークシャー・ハサウェイCEOが2010年に設立した。億万長者らに対し、生涯のうちにまたは遺言書で、半分以上の資産を慈善事業や慈善団体へ寄付するよう呼びかけている。

マッケンジーさんは声明で「我々が金庫から引き出して、みなさんと共有できる資産は数多くあります。時間、心遣い、知識、親切、忍耐、創造性、才能、努力、ユーモア、思いやり。私の人生の中で育まれた資産などに加え、分かち合うべき、必要以上のお金を持っています。
私は、慈善事業に思いやりを持って取り組みたいと思っています。それには時間と労力、注意が必要です。しかし、私はとどまりたくありません。資金が底をつくまで、継続していきたいと思っています。」と述べた。

これまでに23カ国から204人が誓約書に署名をしており、マッケンジーさんはその一人となった。ベゾス氏はその中に含まれていない。

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発表を受けベゾス氏は、マッケンジーさんの思いやりと決意を誇りに思うとツイッターで讃えた

1993年に結婚したマッケンジーさんとベゾス氏は、今年1月に連名で離婚を発表。その直後、ベゾス氏と元テレビ司会者のローレン・サンチェス(Lauren Sanchez)氏との不倫が報じられた。夫婦は、4月に離婚調停が成立した。

離婚の結果、ベゾス氏は、夫婦が所有するアマゾン株の75%を維持。マッケンジーさんが保有する残りの25%についても、ベゾス氏が議決権を保有することとなった。

プリンストン大を卒業したマッケンジーさんは、これまでに2冊の本を出版し、小説家として米国図書賞を受賞している。
2013年には、いじめ対策のための団体「バイスタンダー・レボリューション」(Bystander Revolution)の発起人となった。
さらに昨年9月、夫婦連名で20億ドル規模のフィランソロピー活動計画「ベゾス・デー・ワン・ファンド」(Bezos Day One Fund)を発表している。

Mashup Reporter 編集部
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