配車サービスのウーバー(Uber)は29日、評価の低い利用者のアカウントを停止する新たなガイドラインを発表した。
ガイドラインは北米の利用者に適用される。配車サービスだけでなく、デリバリーのウーバー・イーツ(Uber Eats)、レストラン、ドックレス電動自転車のJUPMも含まれる。
低評価の運転手のアカウント停止措置は、これまでも行われているが、利用者に適用されるのは、今回が初めて。
評価基準は、都市の平均評価に基づいて算出し、それを大幅に下回る場合、アプリへのアクセスが不可能となる。各都市の平均評価は公表されていないが、Uberはガイドライン変更で、影響を受けるのはごく少数だと述べている。
Uberの利用者には、評価を向上させるための乗車マナーに関するアドバイス(車内にゴミを残さない、運転手にスピードを出すよう命じないなど)が表示される。
Uberは、新たなガイドラインは教育キャンペーンと位置付けており、プラットフォームを利用するUberコミュニティ全体に、安全及びルールの遵守を促進し、Uberの利用経験をよりポジティブで安全なものにすると述べている。
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