ニューヨークでは、セントラルパークからブルックリンブリッジまでの車道、約11キロメートル(7マイル)を歩行者天国に変え、ジョギングやウォーキング、サイクリングを楽しむ「サマーストリート2019」(Summer Streets)が、8月3、10、17日の土曜日の午前中に開催中。
子供から大人まで楽しめるアクテビティが数多く用意され、昨年は30万人が参加した夏の人気イベントとなっている。
歩行者天国になるのは、ブルックリンブリッジから72丁目までのラファイエット・ストリート(Lafayette St)とパークアベニュー(Park Ave)間。
普段は、タクシーやトラック、乗用車で大変混雑する道路だが、この日だけは開放感のある道路でエクササイズを楽しむことができる。

市庁舎近くのフォーリー・スクエア(Foley SQ)では、巨大なジップラインを設置。

3日にはヨガの逆立ちポーズを行うギネス記録への挑戦が行われた。

ゲームを楽しめるスポットや、車椅子利用者のためのバスケットコートを設置。


アスタープレイスのレストスポットでは、キッズ用プログラムやスポーツフードのサンプリングを実施。


ワンホイールで走行するスケボーや、愛犬と一緒にサイクリングする人も。



ニューヨークでは2024年までに交通事故による死亡者数を0人にする「ビジョン0」計画を掲げているが、最近自転車事故に死者数が急増している。ミッドタウンの休憩地点では、ヘルメットを無料配布。

グランド・セントラル・ターミナル(Grand Central Terminal)前の道路は、普段は車両のみが走行できるエリア。サマーストリートの日は、歩行者が通行できる貴重な機会となる。

40ストリート付近からは見通しの良いパークストリートを眺めながら走ることができる。


Summer Streets
日時:2019年8月3日、11日、18日(午前7時から午後1時まで)
場所:セントラルーパーク72ストリートからブルックリンブリッジまでのパークアベニュー&ラファイエットアベニュー間
(written by Chie Inoue)