米フライドチキンチェーン大手「ポパイズ・ルイジアナ・キッチン」(Popeye’s Louisiana Kitchen)の新メニュー、チキンサンドイッチの売り切れが続いていることに腹を立てた男性が、「虚偽広告、ぎまん的業務敢行」にあたるとして、同社を訴えた。
男性はテネシー州在住のクレイグ・バー(Craig Barr)さん。数えきれないほど無駄なドライブをして店を回ったが、チキンがない。再び来店するよう告げられたが、いまだにサンドイッチがないなどと主張。同社に5,000ドルの支払いを求めている。
abcニュースによると、バーさんは、ネット掲示板の中で24ドルでサンドイッチを販売するという、ポパイの従業員を名乗る人物も連絡した。お金を支払ったが、サンドイッチを手にすることはなかったと述べているという。
ポパイズのサンドイッチは、12日に発売を開始した。チックフィレイやウェンディーズ、シェイク・シャックなどのライバル会社が、自社商品をPRしたため「チキンサンド戦争」が勃発。メディアでも大きく取り上げられたため、結果として、ポパイズでは商品が完売する状況が続いた。
28日に同社は、全米で売り切れたことを公式に発表した。
親会社のホセ・シル(Jose Cil)最高経営責任者はCNNに対し、全米展開に対応する準備をしたが、これほどのインターネットのブレークを予想できなかったと語った。
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