ロバート・デニーロがテレビでFワード連発。Foxニュースに反発

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米俳優ロバート・デニーロ(Robert De Niro)は28日、CNNの朝の番組「Reliable Sources」に新作映画『アイリッシュマン』(The Irishman)のプロモーションでゲスト出演した。
キャスターのブライアン・ステルター(Brian Stelter)から、トランプ大統領について尋ねられたデニーロは、「クレイジーだ。」と非難。さらに、保守系メディアからの批判に対して、Fワードを連発した。

キャスターから「あなたはトランプ大統領の弾劾を求めていたが、今回の民主党の対応に満足か?」と尋ねられると、デニーロは「弾劾調査はやるべきで、民主党にはそれ以外の選択肢はない。」と述べ、辞任については「彼は辞任することはできないだろう。自分の想像よりももっと悪い。」と語った。
さらに「トランプは、ある意味正気じゃない。ただクレイジーだ。」と述べ、さらに「あの男は大統領になるべきじゃなかった。」と主張した。

Foxニュースからトニー賞後、デニーロへの非難が寄せられていることを尋ねられると、「Fxxx em. Fxx em」と繰り返し述べたあと、「申し訳ない。」と暴言について謝罪した。
キャスターはデニーロの発言に被せるように「これはケーブルテレビなので、FCC(連邦通信委員会)に違反しない。しかしなお、日曜の朝です。」と軽くたしなめた。

昨年のトニー賞授賞式でプレゼンテーターとして舞台に登場したデニーロは、突然「Fxxx TRUMP」とガッツポーズをとり、会場を沸かせた。

デニーロは続けて「この男がまるでギャングのごとく振る舞っている国に、今われわれは生きている。」と述べ、トランプ大統領のこれまでの言動に関して「これはひどい。われわれはひどい状況に置かれてているのに、止められることなく続けている。」と批判を続けた。その後、キャスターはコメントを返すことなくCMへと入った。

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Mashup Reporter 編集部
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