スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)が「国連気候行動サミット2019」で行ったスピーチは、トランプ大統領も言及するなど、世界中で話題となった。
気候変動対策を求める怒りのこもったスピーチが、デス・メタルバージョンとなり、大きな話題となっている。
25日にYouTubeに投稿されたビデオは、5日間で300万回以上再生されている。
「全て誤っている。私はここにいるべきではない。海の向こう側で学校に通っているべきだ。」で始まるスピーチは、デスメタル調のミュージックビデオにアレンジされた。音楽は「How dare you?」(どうしてそんなことが?)でクライマックスに達する。
トゥンベリさんもこのデスメタル版を気に入ったようだ。動画にリンクを貼り、「私は気候変動活動から転向します。これからは、デスメタルをやるつもり。」と冗談で返した。
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ローリングストーン誌によると、動画の製作者はスラッシュ・メタル・ドラマーのジョン・メレディス(John Meredith)さん。メレディスさんは、トゥンベリさんの主張に強く賛同しており、彼女の力のこもった情熱的な言葉は、メタルにぴったりだと思ったと語っている。
「彼女の言葉は、私が好きなメタルバンドのエントゥームド (Entombed)やアット・ザ・ゲイツ(At the Gates)、ゴジラ(Gojira)、セパルトゥラ(Sepultura)のダークさを彷彿とさせる。」と述べた。