配車サービス大手のウーバー(Uber)は米国の一部の都市で、ペットを連れて乗車する人を対象に、「ウーバー・ペット」(Uber Pet)の試験運用を16日から開始する。Vergeなどが報じた。
同プログラムは、ペットの乗車が可能な運転手と顧客をマッチングさせるサービス。乗客が、アレルギーや抜け毛の掃除などを理由に、運転手から乗車拒否されること回避する。
これまでペットと乗車する際は、事前申告が推奨されていたが、それに従う乗客は少なく、運転手からの苦情が相次いでいたという。
顧客はアプリで「ウーバー・ペット」を選択し、通常料金に3ドルから5ドルの追加料金を支払う。運転手は追加料金の「かなりの割合」を受け取ることができるという。一方、ペットの乗車を希望しない運転手は、オプトアウトを選択することができる。
介助動物を必要とする乗客は、連邦法などの規定により、追加料金なしで通常のウーバーを利用できる。
ウーバー・ペットは、オースティン、デンバー、ナッシュビル、ミネアポリス・セントポール、フィラデルフィア、フェニックス、タンパベイでサービスを開始する。
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