マンハッタン西の大規模再開発プロジェクト「ハドソンヤード」(Hudson Yards)に3月11日、摩天楼を一望できる高さ345メートルの展望台「エッジ」(Edge)がオープンする。
「30 Hudson Yards」の100階から飛び出すように設置された三角柱の展望台は、西半球で最も高いスカイデッキとなる。
ハドソンヤードの開発を手がけたリレイティッド(Related)社が「近代工学と構造設計の驚異」と述べる展望台は、15セクションから成り、長さ約24メートル、重さは約347トン。ボルトで建物の側面に固定されている。周囲のガラスパネルの重量は約643キログラム。
ガラス張りの壁からは、マンハッタンのアイコニックなスカイラインや、ニュージャージー西側のほか、最大130キロメートル先までの景色を360°望むことができる。ガラス床の眼下には、近代的なビル群の景色が広がる。
101階には、ロンドンを拠点とするレストラン「ルバーブ・ホスピタリティ・グループ」(rhubarb hospitality group)のレストラン「ピーク」(Peak)もオープン予定。
エッジへの入館料は、大人38ドル(オンライン予約は36ドル)、子供33ドル(オンラインは31ドル)。ニューヨーク市在住者にはさらに割引を提供。オンラインでの予約で34ドルとなる。
時間を自由に選べる「フレックス・パス」は追加料金が必要。
3月に開業したハドソンヤードは、現在ニューヨーク市で最も住宅価格が高いエリア言われる。Property Sharkによると、住宅価格の中央値は、499万4792ドル(約5億4,300万円)だという。
Edge
住所:30 Hudson Yards
edgenyc.com
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