スターバックスは5日、米国で初めて、オンライン注文のピックアップに限定した持ち帰り専用店を、マンハッタンのペンプラザにオープンした。
こぢんまりとした店内は、座席がなく、中央に受け渡しカウンターがあるのみ。メニューボードやペイストリーのディスプレーもない。オーダーはアプリを通じてのみ可能で、注文を完了すると店内のデジタルボードに名前と準備状況が表示される。
新店舗は、トラフィックの多いエリアで、顧客にスピードと利便性を提供する一方、従来店舗よりも、家賃や人件費を抑えたオペレーションを可能にする。
ブルームバーグによると、初号店の広さはキッチンを含め1,000スクエアフィート(約93平方メートル)。平均的な店舗の広さ1,800スクエアフィート(約167平方メートル)に比べてかなり小さい。アーバンマーケット部門VPのケイティー・ヤング氏が同サイトに語ったところでは、ボストンやシカゴ、ロサンゼルスにも同形態の店舗の出店を計画している。
店舗の様子
ペンステーションは、アムトラックやロングアイランド鉄道の発着駅である東の交通の要衝。マンハッタン有数のトラフィックの多い駅周辺で、スターバックスは集中的に出店している。
オーダーすると、準備状況がデジタルボードに表示される。
スターバックス ペンプラザ店
- 住所:242 West 34th St, at Penn Plaza in New York City
- 営業時間:月-金 6am-8pm