高層ビルの谷間にすっぽりと夕日が沈んでいく光景が美しい、マンハッタンヘンジ(Manhattanhenge)。フルのサンセットは、年に2日(ハーフを合わせると4回)だけ観察できる現象で、ニューヨークでは毎年人気が高まっているイベント。
初回の5月29日は、あいにくの雲に阻まれ、その姿を見る事ができなかったため、今年最後になる7月11日には、前回のリベンジを果たそうと、再び多くの人がマンハッタンにのミッドタウンに集結した
インスタグラムには、#Manhattanhenge の写真がずらり。太陽がビルの間に現れ、地平線に沈むまでの時間は、ほんの5分間ほど。知ってる人も、知らなかった人も、その瞬間のベストショットを逃すまいと、全力で車の通行を阻止。クラクションが街中に鳴り響く、てんやわんやのイブニングの様子を紹介する。
日没の約1時間半前の様子。42丁目のTudor city Place Bridgeは、高台から写真を撮影できる人気のスポット。
こちらはグランドセントラル駅上に位置する道路。ここが実はベストスポットと思われますが、通行人禁止エリアのため、通報を受けた警察がカメラマンに退去命令。
道路の中央に陣取り、何度もシミュレーションするカメラマンたち
一時下車して写真撮影するドライバー
このタイミングに合わせてジープが登場!相乗りする人も
日没の瞬間
インスタグラムに投稿されたマンハッタンヘンジの写真
車道の中央で、撮影を続けるムービーカメラマン。NYPDもこの日はお咎めなしのようで、横をスルーしていきました。
当日の雰囲気を少しはお届けできましたでしょうか。大きな事故もなく無事にこの日は夕日を見ることができました。このマンハッタンヘンジの時間帯は、歩行者天国にしてもいいのかという程の混雑具合ですが、来年もまたこの綺麗なサンセットが見る事ができればと思っています。
最後に、2016年のマンハッタンヘンジの様子を早送り動画でお楽しみください。