ニューヨーク市クイーンズにあるラガーディア空港(LaGuardia Airport)に13日、ターミナルBの離発着ロビーがオープンした。
面積約7万8000平方メートルで4階建てのターミナルBは、80億ドルを投じた大規模な増改築工事「A Whole New LGA」の一環。昨年10月、デルタ航空のコンコースとゲートがオープンした。
ターミナルBには、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空、エアカナダのチェックインカウンターが設けられた。
最終的には、約25万平方メートルのスペースに6つのコンコースと72のゲート、2つの拡張可能なターミナルが完成する。さらに利便性を高め、道路混雑を解消するため、エアトレインの建設が計画されている。
クオモ氏は10日の式典で「ターミナルBは、これまでにおける最大のマイルストーン」と述べ、「ニューヨークにふさわしいワールドクラス級のトランスポーテーションハブとして、ラガーディア空港が変化を遂げた。」と語った。
チェックインキオスクは75台設置され、荷物のスクリーニングなど最新のシステムが採用された。新型コロナウイルスの予防対策として、疾病対策センター(CDC)が定める基準で清掃を行っている。
ロビーにはパブリック・アート・ファンド(Public Art Fund)がキュレーションしたパブリックアートが設置された。イェッペ・ハイン(Jeppe HEIN)や、サビーヌ・ホーニグ(Sabine Hornig)、ローラ・オーエンズ(Laura Owens)、サラ・ジー(Sarah Sze)のアートが楽しめる。
売店やレストランスペースには、ブルックリンの有名ダイナー、ジュニアズ・チーズケーキや、ヒルカントリーBBQ、シンクコーヒー、エリ・バザール、Marc Forgione氏のレストランなどがオープンする。