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メトロポリタン美術館が再開、正面にオノ・ヨーコ作品「DREAM TOGETHER」展示

ニューヨークのメトロポリタン美術館は、8月29日の再オープンに先駆けて、オノ・ヨーコ氏のバナー作品「DREAM TOGETHER (2020) 」を建物正面に展示を開始した。

2枚のバナーは、それぞれ7.3mx7.9mで、南側のバナーには「DREAM」の文字が、北側には「TOGETHER」が描かれている。「希望と団結の力強いメッセージ」は、新型コロナウイルス危機を受けて、制作されたものだという。展示会の告知を行うバナースペースに、アーティスト作品を展示するのは今回が初めて。展示は9月13日まで。

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The Metropolitan Museum

ダニエル・ワイス(Daniel H. Weiss)プレジデント兼CEOは声明で、展示について「ニューヨークシティとメトロポリタン美術館に日常が戻っていることの合図」と意義を述べ、「どちらも、コミュニティと、人間精神の強さや芸術の力に対する楽観主義の共通の感覚のもとに繁栄している。芸術の力は、癒しをもたらし、回復の力を呼び覚まし、激動の時代を理解する一助となる。」と語った。

メトロポリタン美術館が再開するのは、5カ月半ぶり。3月13日から閉館していた。開館は、木曜から月曜までの週5日間で、時間は午前10時から午後5時まで。木・金は午後7時まで延長する。分館のメット・クロイスターズ(The Met Cloisters)は9月に再開を予定している。なおメット・ブロイヤー(The Met Breuer)は閉鎖期間中に閉館した。

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