トランプ大統領の敗北を諦めきれない支持者らは、オンラインで「2期目の就任式」を計画していることが分かった。The Hillが報じた。
イベントは、バイデン次期大統領の就任式と同じ1月20日の開催を予定しており、現在6万人以上が参加を表明している。
主催ページには「32万5000人の草の根集団であり、トランプ氏を支持している。どの正式な組織とも関係がない」と説明されている。
イベントはバイデン氏が宣誓を行う午後12時から開始し、右派メディアOANに定期的に出演するIlir Chami氏とEvi Kokalari氏が司会を務める。
Facebookは同イベントページに「ジョー・バイデンは次期大統領だ。2021年1月20日に第46代米大統領に就任する」と注意書を加えた。
この但し書きに対し、Kokalari氏は「われわれの選挙権は攻撃された。言論の自由もだ!このFBの注意書きが、まさにそれを証明している」と反論している。
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今月14日、選挙人による投票が行われ、バイデン氏の勝利が改めて確定した。共和党の上院のリーダー、ミッチ・マコーネル院内総務は翌日、議会のスピーチで、バイデン氏とハリス氏の勝利を祝福した。一方のトランプ氏は、その後も敗北を認めていない。