HBOの人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City、SATC)が復活するかもしれない。23日、Page Sixが情報筋の話として報じた。
新作は、リミティッドシリーズのリブート作品としてHBO Maxで製作し、サマンサ役のキム・キャトラル以外の役者が出演する可能性があるという。キム・キャトラルは、SATCへの再出演を繰り返し否定している。
主人公キャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーは昨年、Entertainment TonightのインタビューでSATCについて「リブートではなく、再出演だ」と続編の可能性を示していた。
キャリーの台詞をまねながら「映画化以来、テクノロジーやSNSなど世界は変わり、その後どうなっているのか興味がある。– #MeTooムーブメントやTime’s Upなどもあった。キャリー・ブラッドショーは、自身の考えを共有したがっているのではないかと思わずにいられないわ」と述べていた。
SATCは、キャンディス・ブシュネルの同名小説を元に、ニューヨークの4人の女性の恋愛模様を描いたドラマ。サラ・ジェシカ・パーカーと、キム・キャトラルのほか、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソンが出演した。1998年から2004年まで米ケーブルTVのHBOで放映され、2008年と2010年に劇場版が公開されている。
劇場版第3弾の製作が進行していたが、2017年9月に撮影直前で中止となったことが報じられた。Daily Mail.TVによると、キム・キャトラルとの出演条件が合わず、ワーナーブラザーズが製作を断念した。
キム・キャトラルは2018年2月、弟が死去した際、お悔やみのメッセージを送ったサラ・ジェシカ・パーカーに対し「身内の不幸の際に、あなたの愛やサポートは必要ない。あなたは、友人なんかじゃない」とSNSで不満を表明。2人の不仲説が再燃していた。